2019年5月30日相場大引け後投稿
ファーストリテイリングの上場来高値は6万6710円
2019年春はファーストリテイリングの株価が一気に上がりました。
4月1日の始値5万2540円から考えると、上場来高値の6万6710円(5月28日記録!)まで27%近く上がりました。
超値嵩株の27%はかなりの上昇幅で、1万4170円にもなります。
2ヵ月足らずで1万4170円も上がったので、最低単元の100株でも買いで持ってたとしたら140万円以上の利益です。
ファストリ株急騰の引き金になったのは、矢印の4月12日です。
4/12は前の日に決算の通期予想を下方修正してたのに、なんと4380円も上がりました!
相場では悪いニュースが出ても、その銘柄の株価が何故か上がるという不可思議な現象が頻発します。
「悪いニュースなのに何でだ???」っていつも思いますが、織り込み済みという便利な言葉で片付けられます。
株はホントに難しいですねー
数日前、レオパレス株で実際に有った事
最近では会社の存続すら危うくなってきた違法建築壁薄マンションのレオパレスに、とてつもない悪材料が出ましたが、翌日大きく上げてました。
ここまで来ると、もう意味が分かんないです 笑
ファーストリテイリング、ようやく下落トレンドに転換か?
投稿日現在、5月30日の終値は6万4170円です。
この6万4170円になるまでに、株価が2日連続で1000円オーバーの急落です。
上場来高値を記録した5月28日の終値が6万6360円でしたが、そこから2日で2190円下がりました。
その上場来高値になるまで、超高値圏で4回も高値更新を繰り返してました。
1~2回の高値更新ならまだまだ上を目指すエネルギーに溢れてますが、それが4回ともなると完全にピークだと思います。
どんな銘柄でも株価が上がり続ける事は100%無いので、下げに転じると考える投資家が増える局面です。
そこで起きた【ー1180円】【ー1010円】という2日連続の大きな急落で、下落トレンド入りした可能性が更に高まりました。
ダウ理論でいうところの上昇トレンドの継続には高値更新する事が条件ですから、少なくともここから2550円上げなければ、成立しません。
普通に考えて、今更そこまでの強い買いは出ないだろうと推測します。
もちろん一時的なリバウンドは有りますが、ピークを過ぎた株は徐々に下げてくのが定石です。
暴落するのは良いけど、空売りの利益確定をどこですべきか
暴落する前提での話ですが、実際これから暴落が始まると思います。
高値で買ってしまったホルダーには地獄ですが、これまでの上げを帳消しにする下げが来るでしょう。
最高値が6万6710円なので、10%下がるとしたら6万とび40円です。
どんなに少なく見積もっても、たぶんここまでは下がります。
これまで仕手化と言ってもいい様な上げだったので、最高値から10%の下げだけで済むとは考え辛いです。
15%下がったら5万6700円で、約1万円の暴落です。
この辺りが想定されます。
かなり良い線行ってる数字だと思うので、私は5万7000円で決済の注文を入れてます。
20%下がったら5万3370円です。
うーん。
今の株価から見るとメチャクチャ遠いですが、数カ月経てばこれくらいになってても不思議ではありません。
売りの場合は信用取引の金利が安いので、数カ月でも待てます。
ファーストリテイリングは、今やキーエンスより高い超値嵩株です。
ちょっと上下しただけで、けっこうな額が動きます。
これからは下がる目線で話しましたが、裏目に出て上がるパターンも完全に無いとは言えません。
先の事は分かりませんが、空売りしてる人は納得できる利益確定が出来ると良いですね。
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