2019年8月6日 深夜投稿
本日の日経平均は寄り底で一時600円超の暴落でしたが、終値は―135円の20585円で引けました。
日経平均ー600円からなんとか回復しましたが、先日の米中貿易摩擦で、市場はかなりナーバスな状態になってます。
震源地の米国・NYダウが天井圏から暴落してきたので、日本株も連動してかなり下落しました。
こういう暴落時は、安い株を更に安く買うチャンスでもあります。
どこまで掘るか不安だけど、ビビらずに暴落相場を踏み台にしましょう。
FOMCでの利下げ・雇用統計・トランプ氏のツイートで相場は混乱
2019年の8月は、波乱の幕開けとなりました。
重要イベントが集中した事もあり、株も為替も下方向に大きく動きました。
月初めはFOMC・雇用統計に注意が必要です。
特にFOMCは年に8回で忘れた頃にあるので、スケジュールの確認は必ずしましょう。
今回のFOMCでは10年半ぶりの利下げ(0.25%)という事で、パウエル議長曰く「長く続く利下げの始まりではない」と発言しましたが、トランプ氏がそれについて「パウエルには、がっかりした」とツイートしました。
ツイッターを開く時に、「新たなツイート」でトランプ大統領の顔がスマホ画面に頻出してくると、「また何かやらかすのかよ・・」って気分になります。。
トランプ氏はもっと積極的な利下げを望んでるので、今後も「早く利下げしろ!」とかゴチャゴチャ言ってくるハズです。
経済大国アメリカは良くも悪くもトランプ大統領が動かして、大まかにトランプ氏の意向で為替が変動するので、ヤレヤレって感じです。
今回の急な円高はかなり進行が早く、1日でドル円が2円も暴落しました。
他の通貨も同じ様な急落です。(急落から数日後の投稿日に、やっと円安傾向になりました)
NYダウがー700ドル超の大暴落は久しぶり
2018年は大きな暴落が頻発したイメージがありますが、2019年は暴落らしい暴落が今まで無かったです。
今回の-767ドルが今年最大の下げ幅ですが、今年の暴落は大した事ない様な気がします。
-1000ドルが何回も有った去年が異常な年だったのでしょうか。
米中貿易摩擦が原因で急落しましたが、ゾンビ並みにしぶといダウは復活して、今度は夢の3万ドルを目指す展開になるんじゃないかなーと、ちょっと思ってます。
前夜のNYダウがー767ドルの日経平均5分足です。
久しぶりにダウが700ドル超の下げでしたから、東京市場もさすがに朝は総悲観で、多数の銘柄が特売りでスタートしました。
しかし人間の心理が、正にチャートに現れる様な値動きです。
ここ数日で日経平均は大きく下がってたので、「ここが底値なんじゃ?」という思惑買いが入った様な動きです。
スケベ買いか何だか知らないけど、日経平均は朝のー600円からー135円まで順調に回復しました。
明日も下げるなら、そこが底かと思うので安心して大きく買えますが、どうなる事やら・・
カリスマFXトレーダーAki氏もポンドの超円高で大損
YOUTUBEでFXトレードをライブ配信する「Aki」さんを御存知でしょうか。
大量のロットを平然と建て、毎日数百万も稼ぐFXトレーダーです。
そんなプロのトレーダーも今回の急な円高で、大きなダメージを負いました。
Akiさんはポンド円のロングを3800ロット持ってましたが、ポンドの下落でどうにもならなくなって1.1億円の損切りをしました。
そして再びポンドのロングを持ってしまい、なんとまた新たな含み損が1億円を超えました。
往復ビンタというやつです。
今日時点でやっと円安方向に動きましたが、まだ含み損に苦しみながら建値まで戻るのを待ってる事と思います。
なんとか助かってほしいものです。
NYダウ先物で、翌日の日経平均をある程度予想できる
日経平均が昨日月曜は一時マイナス570円の大きな下げで、私が普段チャートをよく見てる銘柄も暴落してたので、買いたくなる様な株価でした。
それくらい個別銘柄で割安感を感じましたが、買う事を思い留まりました。
理由は「NYダウ先物」が異常に下がってたからです。
東京時間のザラ場で見たダウ先が、かなり下落してて不穏な動きを感じました。
ダウ先がこのまま下がればNYダウが暴落→連動して翌日の日経平均も暴落する
という図式が描けたので、8月5日時点で日本株が安かったけど買うのを思い留まりました。
これに関しては英断で、前夜のNYダウの数字に対してダウ先の数字が500ドルほど低かったので、あからさまにダウ本番が暴落する事が予見出来ました。
ダウ先の数字を見ないで割安感に釣られて日本の株を買ってたら、暴落に巻き込まれるところでした。
東京時間のザラ場でも、NYダウ先物は常時チェックです!
移動平均線から乖離した銘柄をバーゲンセールで買う
暴落時は「安い株を更に安く買うチャンス」ですから、とことんまで暴落した銘柄に狙いを定めます。
・最近まで普通の株価だったけど、急落で元の株価から20~30%暴落した。
・急な下げだけに、移動平均線から乖離してる
みたいな状態の銘柄が自律反発しやすいので、お勧めです。
今回はこちらの2銘柄が良さ気です。
コニカミノルタはかなりの急落ぶりで、直近高値の1097円から30%も下がりました。
安心して買える安さです。
尚、同業他社のエプソンも同じようなチャートでお勧めですが、コニカミノルタの方が下落率が高いので、下値余地が小さいコニカミノルタの方が良さそうです。
次点は川崎重工で、直近高値2685円から約20%の急落です。
いちばん新しい足が大陽線になってしまったので、翌日に窓開けして上がってしまう可能性がありますが、最近はボリンジャーバンドからもはみ出すような急落だったので、短期的なリバウンドが期待できます。
今回挙げたのは上記の2銘柄ですが、次の暴落時にも急落銘柄が絶対あるので、短期で大きく下げた銘柄を見つければ再現性のあるトレードが可能です。
以上、株暴落についての私見でした。
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