株の「天井で空売り」&「大底で買い」が出来ても、チキン利確してしまう心理

長く逆張りスタイルで株をやってると、ごく稀に

大底で買う or 天井で空売り出来る事があります。

 

狙って出来るものではありませんが、奇跡的に買えた(売れた)この時は利益を大きく伸ばすチャンスです。

 

しかし、まだ数ティックしか動いてないのに、利益確定してしまいたくなる事があると思います。

そのまま持っていれば利益が増えるのを頭では分かってても、なぜか利益確定してしまう・・

 

 

今回は株におけるチキン利確について、掘り下げようと思います。

 

 



 

デイトレ中「天井で空売り」&「大底で買い」のミラクルを連発

2019年7月11日の木曜日、いつもの様にデイトレをしてました。

 

私のスタイルとしては断然逆張り派で、売買代金ランキング上位にいつも居る様な有名企業株を好みます。

最近はファーストリテイリング・キーエンス・任天堂のどれかを逆張りする事が多いです。

 

 

この日はキーエンスと任天堂が手を出したくなる様なチャートだったので、仕込んだところ結果的に両銘柄を【天井で空売り】と【大底で買い】が出来ていたのです!

 

SBI証券アプリの約定通知

 

7/11(木) キーエンス この日のほぼ大底、6万4440円で買えました。

 

 

任天堂を、ほぼ天井の4万1770円で空売り出来ました。

 

どちらもドンピシャのタイミングで、天井・大底を取る事が出来ました!

 

下がっていくチャートを見ると逆張りで買いたくなる気持ちがありますが、グッとこらえて更に下がるのを引き付けて引き付けて・・

最後にバキッと下がる瞬間、予めワンクリックするだけに用意しといた注文ボタンを押して約定しました。

 

 



 

株を良い位置で仕込めても、その後が分からない恐怖

結果的にチャートを見れば、この日はキーエンスと任天堂をとても良い所で仕込めました。

 

ただしどちらの株も仕込んだのは10時前後とかなり早い時刻で、その時点のチャートではまだまだ深堀りする危険性も有りました。

 

トレードでは比較的安全な価格帯で仕込んだとしても、一寸先は闇で常に危険と隣り合わせです。

 

この日のキーエンスの場合だと5分足で朝かなり下げた状態で買うので、安く買ったとしてもそれが上がる保証は何もありません。

超値嵩株なだけに値幅もハンパじゃなく、すぐに大きく動いてしまいます。

 

勘の部分も有りますが、同じ銘柄の板をずっと見てると気配値の交錯で、何となく株価の強さ・弱さが分かります。

この板読みを極めれば安定的にトレードで勝てそうな気がしますが、一筋縄ではいきません。

 

この日はドンピシャで当たりましたが、大きくハズす事も当然あります。

 

 

私は『日足でも逆張り』が前提なので、大きくハズしても基本的に損切りしません。

 

かなりアンバランスになった株価の銘柄を狙うので、5分足の時間軸で逆張りのタイミングをハズしても、いずれプラテンしてくる経験則が有ります。

 

記事投稿時点の2019年7月ではファーストリテイリング・キーエンス・任天堂がかなり高いです。

逆張り派としては、これらの銘柄が空売りの対象となります。

 

 



持ってれば良いのに、チキン利確してしまう

せっかくいい株価で仕入れたのに、チキン利確してしまう事はしょっちゅうです。

非常に勿体ない事で、これを克服すれば利益は何倍にもなります。

性格的なものがありますが、チキン利確を直すのは中々難しい点です。

 

 

キーエンスと任天堂は、天井・底値からMAX40~50ティックの値幅がありました。

これを全部取るのは絶対ムリですが、少なくとも半分以上は取りたいところです。

 

どちらも呼値が10円なので、20ティック取れれば100株の売買で2万円の儲け(税金・手数料は除外)になります。

両方20ティック取れば、これだけで4万円になります。

 

しかし私は平均20ティックには到底及ばず、チキン利確をいつもの様にしてしまいます。。

 

含み損に耐える精神力はありますが、目の前の利益が無くなる事が許せなくて取ってしまう行動だと自分で思います。

早く利益を確定してしまいたいみたいな。

 

値幅が大きい値嵩株を扱うので仕方無いですが、「もっと粘れば良かった!」なんて事はいくらでも有ります。

 

 

 



 

チキン利確のクセを矯正するには?

チキン利確をしてしまう性格の人は、思い切って悪いクセを直してしまうのが今後のトレード人生において大きくプラスになります。

 

性格的な部分なのでスグに矯正するのは難しいですが、実際の数字で利益確定ラインを決めてしまうのが有効です。

保有時間によって狙うべき値幅は変わりますが、デイトレの場合【0.5%の利益】を狙うのがけっこう現実的で達成できそうな数字じゃないかと思います。

 

キーエンスの場合だと大底の最安値が【6万4430円】ですから0.5%を乗っけると【6万4752円】になります。

先程の5分足で最安値【6万4430円】が10時10分頃ですが、10時50分頃【6万4910円】に上がってるので、目標の【6万4752円】は充分クリアできてる計算になります。

 

任天堂の方は割愛しますが、そちらもちゃんと0.5%の利益を出せてるチャートでした。

 

デイトレは上げ下げが有るチャートなら、底値から1%ほど上がる事は普通に有ります。

0.5%なら少し待てば現実的に到達できる値幅なので、自分が大底だと思う株価から計算機で1.005を掛けて、その株価になるまでジッと待つのが有効な手段と言えそうです。

 

精神的な部分もありますが、身に覚えの有る方は現実の数字を考えて【チキン利確症候群】を治療していき、利益を最大化していきましょう!

 

 



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