9983 ファーストリテイリング 空売りのチャンス! 上場来高値を4回も更新して、バブル的過熱感が濃厚。

2019年5月28日投稿

古い記事として、お読みくださいませ。

 

ファーストリテイリングは、株価が上がり過ぎ

9983 ファーストリテイリングCEOの柳井 正氏は、ファーストリテイリングの筆頭株主でもあります。

 

約2200万株も自社の株を持っていて、ファストリ全株の約5分の1が柳井氏の持ち株です。

仮に株価を6万5000円とすると、ファストリ株だけで1兆4300億円の資産です。

 

渋谷で2600坪の大豪邸に住んでるとの事なので、こちらの不動産価値も莫大な資産です。

なんと自宅庭に、ゴルフ練習場とテニスコートがあります。

 

余談ですが、近所には安倍総理や楽天の三木谷社長も住んでるのだとか。

 

 

2019年の4月から株価が強烈に上がって、凄いことになってます。

9983 ファーストリテイリング 日足

 

2019年4月12日に窓を開けて大きく上昇して、この日の終値は前日比+4380円5万9880円です。

そこから数日で更に上がり、6万5千円を超えます。

 

私は6万から6万5千に上がる途中で何回か空売りスキャをしてましたが、今考えると結構危ないトレードでした。

 

高くなっても6万3千くらいだろうと予想してたので、まさか6万6710円(5/28時点での最高値)まで上がるとは思いませんでした。

 

調整らしい調整がほとんど無いまま右肩上がりです。

 

恐るべし。 ファーストリテイリング。

 

 



ファーストリテイリングの株価は、日経平均に大きく影響を与える

日経平均は、東証プライム約2000社の中で厳選されたトヨタやソニーなど、225銘柄の平均値です。

 

ただし、日経平均銘柄に採用された全225社の株価が等しく日経平均の数値を構成するかと言うと、実はそうではありません。

 

「日経平均 構成率」という概念があり、各銘柄によって日経平均に与える影響に差があります。

 

よく経済ニュースで「ファーストリテイリングと東京エレクトロンだけで、日経平均を150円押し上げた!」とか聞きますが、ファストリと東エレクは構成率が1位と2位の銘柄なので、日経平均への影響(寄与度)が大きいのです。

 

 

「構成率」という数値が高ければ高いほど、【日経平均への寄与度が高い=与える影響が大きい】という事になります。

 

 

 

構成率ランキング トップ3

1位 ファーストリテイリング 9.09%

2位 東京エレクトロン 5.71%

3位 ソフトバンクグループ 4.29%

 

ちなみに構成率が最も低いのは0.01%未満で、かなり大きな差があります。

構成率がミクロな銘柄が仮にストップ高(安)しても、日経平均には影響しにくいという図式になります。

 

この順位は基本的には単純に株価の高い順ですが、「みなし値」という特殊な数値でランキング付けされます。

 

 

構成率が1位のファストリが大きく値動きすれば、その多大な影響力から日経平均のチャートがファストリに連動してきます。

それに追随して、その他大勢の銘柄も連動しやすくなるというメカニズムになってます。

 

はっきり言って日経平均のインチキ操作みたいな話ですが、ファストリ株だけが上がれば見せかけの日経平均は実際上がってしまい、景気向上の演出ができてしまうのです。

 

なので、ファストリや東エレクで簡単に動いてしまう日経平均より、東証プライム全銘柄の平均指標のTOPIXなら「実際の平均」が分かります。

 

日経平均に目が行きがちで意外と見ないTOPIXですが、あのBNF氏もよく注視してるそうです。

 

 



実際に監視して分かった、ファーストリテイリングの下がりにくさ。

9983 ファーストリテイリング 日足

 

4月に株価6万を超えてからずっと監視してましたが、印象としてとにかく下がりにくいと感じました。

見事なまでに下がらないです。

そこそこ下がっても執拗な買いで必ず上げてきて「また、いつものヤツ来たかー 」と何回も思いました。

 

何回も上場来高値を更新しましたが、超高値圏でこれ程まで高値更新をするのは異常です。

 

以下は過去の高値の履歴です。

・2015年7月の高値 6万1970円

 

2019年

・4月22日 6万5490円 +3520円(前回の高値を更新した差額)

・5月10日 6万5970円 +480円

・5月23日 6万6580円 +610円

・5月28日 6万6710円 +130円

※5月28日の投稿ですが、5/28の終値は前日比マイナス50円で6万6360円でした。

 

ここ数日の印象としては、少しだけ上昇幅が小さくなってきたかなと感じています。

加えて少しずつではありますが、出来高が減ってきました。

 

何回も高値更新すればさすがにピークに達し、バブル的な過熱感で売りが増えてくるハズです。

異常な買いにも、やや陰りが見えてきた様な気がしないでもないです。

 

 

柳井氏はこの史上空前の高値で売り抜けて大儲けするチャンスでも、筆頭株主で在り続ける為に売らないと思いますが、もし大量に売ったら数千億規模の利益が出ると思います。

氏は上場当時から大量に保有してたでしょうから、取得単価はそこまで高くないハズです。

 

 

超値嵩株ですが、ここまで高値だと空売りするのはそれ程怖くないです。

ある程度暫定的な天井が見えてる状態なので、もし踏み上げられたとしても含み損に耐える事ができそうです。

 

 

投資系ユーチューバーのオーリーさんも、動画で「ファーストリテイリングの大暴落説」を解説してました。

 

オーリーさんはFXや海外株価指数の大暴落を狙った天井売りが得意です。

かなりチャートの読みに長けてて、普段は動画で日本株の事については触れない中、個別株のファストリを取り上げたのはかなり珍しい事です。

 

オーリーさんがファストリの動画をアップしたのは5/13(月)で、動画アップ日から見て短期的には上がってしまってますが、たぶんこの先数日~数週間の間でファーストリテイリングの大暴落が見られるんじゃないかと思ってます。

 

私もファストリはもうすぐ下げるだろうという目線で見てます。

ここで買いエントリーは、とてもじゃないけど出来ないです。

 

ファストリバブルの終焉はもうすぐ来ると思うので、これまで異常なまでに上がった分、ナイアガラが期待できそうです。

 

 



コメント

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