試験監督のバイトは、副業としてかなり美味しい
世の中に誰でもできる楽なバイトは色々ありますが、その中でも【試験監督(試験官)】はかなりオススメです。
少し視点を変えると【副監督】の方がもっと楽ですが、そちらは後述します。
拘束時間がそこそこ長くて実働時間が短い事が、このバイトの美味しさの一つです。
単純に試験自体の所要時間だけではなく、試験監督のバイトをしに来た人の為に当日の説明や注意事項などの確認でけっこうな時間を費やします。
そして会場の簡単な設営と片付けがあり、試験後に問題用紙・マークシートの照合などで時間が掛かり、待機状態でも時給が発生するので美味しいです。
サッと小1時間で終わる様な試験ではさすがにあまり稼げませんが、科目別に時間をズラして実施する様な試験だと非常に時間が掛かり、結果フルタイムの日当になっちゃいます。
体力を使う仕事ではなく簡単なので、毎週やりたい副業バイトです。
試験監督とは
各種資格試験や能力検定試験など、「試験」と名の付くもの全ての試験会場で、司会進行や問題を配布・回収する係員の事で、学校以外で何らかの試験を受けた事がある方ならイメージできると思います。
主に大学のキャンパスや、大人数を収容できる大ホールなどが試験会場になり、部屋のキャパにもよりますが各教室に3~4人ほど係員が配置されます。
試験監督はスーツを着て一見立派そうに見えますが中の人は単なるバイトで、その日行われる試験がどんな内容なのかもほとんど分かってません w
試験監督は世間でいう所の「バイトリーダー」みたいな感じ(←時給が100円程度高い)で、試験副監督数名と1教室で業務をこなします。
注意点や試験ルールの説明、司会進行・指揮がメインの業務です。
このバイトに慣れたベテランの方が試験監督になる傾向があります。
面倒な事は「監督」に任せて、初心者は「試験副監督」になろう
試験監督だと教室単位で最も重責なので、何かあった時に面倒です。
受験者がイレギュラーな事を言ってきたり、問題用紙の乱丁・数量不一致などは普通に有り得るアクシデントです。
全体を把握して司会もしなきゃならないので、プレッシャーがかかります。
試験副監督に比べれば時給は100円ほど高いですが、初心者は副監督から始めましょう。
人によっては最初から高時給な監督になりたがると思いますが、副監督でゆるく働いて場数を踏みましょう。
試験副監督のメイン業務
・出欠確認
受験票と顔写真、机のナンバーが一致してる事を確認。
試験開始直前の限られた時間の中で確認作業をするので、ここだけは面倒。
全員の顔を見ます。
・問題用紙と解答用紙を配る
これは簡単で、1人ずつに配るだけ。
試験開始まで押し迫った時間なので、やや急ぎで配ります。
・試験中、教室内を定期的に巡回する
カンニング防止の為、目を光らせます。
消しゴムパッケージの中にメモを書くなどの古典的な方法が、今でも使われてます。
試験中、消しゴムを剝き出しにするルールの試験も多くなってきました。
歩く靴の音に注意して、受験者への配慮を忘れずに。
・試験が終わったら、答案を回収する
これが一番簡単で、ただ回収するだけ。
受験番号の若い方を上に重ねる点に注意。
試験副監督は、試験中の業務はこれだけなので簡単です。
試験中の巡回は立ちっぱなしなので、2時間くらいの試験だとけっこう疲れます。
固い革靴なので、靴のサイズにゆとりが有った方が良いです。
小さいサイズの革靴だと、長時間締め付けられて痛くなります。
持ち物としては、シャーペン・ボールペン・消しゴムを必ず忘れない様に持っていきましょう。
試験会場の設営は簡単
教室にはかなりの人数が入ってきて、100人以上入る教室もあります。
仮に100人として、その分の受験者番号シールを各座席のテーブル上に貼っていきますが、通路から内側まで歩かないとならない形状のテーブルだと、シールを貼るのが大変です。
机上に何か書いてあれば、シールを貼るついでに1件1件消します。
所々に鉛筆で落書きが書いてあるので、消しゴムも持っていきましょう。
試験のヒントと成り得る掲示物が教室に貼ってあれば、目隠しの紙を貼ります。
試験後はこの逆をしていけばOKで、受験者の忘れ物に注意です。
試験監督バイトの服装
スーツを指定されますが、夏場はジャケットを着なくてもOKなトコが多いです。
教室内でエアコンが効いてても暑苦しいジャケットは着たくないので、ジャケット免除は助かります。
インナーは白のYシャツが良いです。
インナーとして、Tシャツを着てくる強者は居ないと思いますが、一応。
尚、下着には柄物のTシャツをNGにしてる所が多いので、白で無地の肌着を用意しましょう。
ネクタイは必ずしも着用しなくてもOKです。
靴は革靴がベストです。
たまにスーツにスニーカーの方が居ますが、スニーカーでOKなら楽ちんです。
受験者への配慮で、音の出ない忍び歩きが必須です。
東京都心ならほとんど毎日何らかの試験が有るので、試験監督のバイト募集件数も多そうです。
地方在住者が交通費を掛けて都内に行ってまでする程のバイトではないですが、地元で募集があったらやってみませんか。
求人広告に載る事はあまり無いですが、ネットの試験監督員募集サイトから申し込みましょう。
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