高級オーディオメーカーのオンキヨーが、2021年7月に上場廃止となる事がほぼ決まりました。
たぶん債務超過状態は解消されず、このまま消え去っていくものと思われます。
元々株価は低迷気味でしたが、この悪材料で更に暴落して5円辺りを彷徨っている状態です。
上場廃止の噂が原因で極端に安くなった銘柄は、実際に上場廃止するまでにマネーゲーム化で一度は大きく上がるものです。
この習性を上手く利用して、年に一度有るか無いかの大儲けするチャンスを逃さない様にしましょう。
5円になったオンキヨーは、1円下がる毎に『マーチンゲール法』
上場廃止までの猶予期間中に、5円以下で買えればさすがに勝てると思います。(たぶん)
一般的にリスキーな手法である『マーチンゲール法』でも、5円からスタートするなら有効な戦術として機能するはずです。
※マーチンゲール法とは、1円下がる毎に倍量買って負け分をひっくり返す手法。 倍プッシュ。
・5円 1000株
・4円 2000株
・3円 4000株
・2円 8000株
・1円 1万6000株
この様な買い方をすれば、最後に買った株価から1円でも回復すれば絶対プラテンします。
買い増しロット分の譲渡益課税を考えても、必ずプラスになります。
スムーズに全部約定できる値動きになれば良いんですが、1円に近付くほど異常なまでに板が厚くなるので、指値注文が約定しにくくなるのが難点です。
約定させるコツは毎朝新たに注文し直すのではなく、期間指定の指値注文で優先順位を保持したまま数週間ひたすら並び続けましょう。
時間外のPTSで買うのもオススメです。
手数料が無料である事・呼値が0.1円単位になる事・板が薄く約定しやすいメリットがあります。
※ちなみに信用取引は規制が掛かっているので、現物でしか買う事はできません。
上場廃止銘柄群 江守HD・スカイマーク・タカタ・パイオニア・レナウンの記憶
2015年くらいからの記憶ですが、【江守HD】【スカイマーク】【タカタ】【パイオニア】【レナウン】が上場廃止銘柄として印象に残っています。
上場廃止になった為、チャートを見れないのが残念です。
スカイマークとパイオニアは広く知れ渡っている大手企業ですが、それ以外は正直あまり聞いた事がない企業です。
2015年頃だったと思いますが、当時の私は割安な銘柄をピックアップして現物で買うという手法を取ってました。
下落ランキングで偶然知った【江守HD】はセリクラに近い様な下落が続いていたので「これはリバウンドしそうだ!」と思って買いました。
ほぼ大底で拾えて数日後にけっこう含み益が出ましたが、更に数日後は下がって来てマイテンしそうになったので、薄利で全部処分しました。
利益確定してから数日経って江守HDの事なんか忘れかけてた頃、江守HDが上場廃止になるというビッグニュースが出て「利確しといて良かった・・」と安堵したのを覚えてます。
この悪材料が出た翌日は、とんでもなく下がりました。
確か1300円くらいで推移してたと思いますが、通常であればS安までしか下がらないはずなのに上場廃止の特例かなんかで株価の下限が取り払われたのか、一気に1300円→50円くらいまで急落して1日の下落率が90%を超えた恐ろしい記憶があります。
スカイマークも同じ様な急落になり、どさくさからのテンバーガー狙いで投資しようとしました。
しかし恐怖感が勝ってしまい、ほぼ最安値ドンピシャで買えたはずの指値を土壇場で引っ込めてしまいました。
あの指値が約定していれば数日で10倍以上になってましたが、後の祭りです。
未だにあの時の機会損失を覚えてます。
タカタ・パイオニア・レナウンも同じ様な値動きでしたが、どの上場廃止銘柄も共通して言えるのは「どん底から一度は何倍も上がる」事があります。
おそらく今回のオンキヨーも10倍くらいは大いにありそうです。
予定通りの仕込みが完了してからドカンと上がって頂ければ、非常にありがたいところです。
こればかりはヤマ勘に頼る博打ですが、それでも数日~数週間という短期間でテンバーガーを狙えるというのは美味しい話です。
今回のオンキヨーは1円に肉薄する強烈な下落なので、数学的に下げしろが限られています。
これだったら諸刃の剣のマーチンゲール法でも、勝てる可能性が高いです。
今後の値動きは、次の上場廃止銘柄の為にも要チェックです。
※ただし上場廃止という時限爆弾を抱えてる以上、超ハイリスクです。
間違っても大きな資金は投入しない様にしましょう。
【6628 オンキヨー】 投資実況報告
私は下図の様に注文してあります。
5円・4円ではお茶を濁して、3円からそこそこ買いたい考えです。
上場廃止見込みなので、予算は安全策として約50万です。
2021.4/11(日)現在は6円で500株だけ保有しています。
5円と6円のバーコード状態で拮抗してますが、けっこう前から5円で並んでいる分が中々約定しません。
2021.4/14(水) 5円で1000株約定→平均5.33円で1500株保有
午後イチ出来高が増加。(投げ売り??)
5円の均衡を破り、更に下値を目指す模様。
2021.4/16(金) 約定ナシ
4円⇔5円の完全バーコード
4円の注文分(2000株)が約定しそうな順位に居ると思うけど、大引けでも約定せず。
1・2・3円で注文中の有効期限が迫っている分もあるので、注文し直すか否か迷うところ。
下落待ちとはいえ、週末は気分的に25%アップの5円で終わって欲しかった。
2021.4/20(火) 約定ナシ
日経平均マイナス585円の暴落でも、オンキヨーは無風。
終値は+1円の5円で引けたので、25%アップ!
出来高が293万株(約1270万円分)しか無いので、自分の買い注文の順番が来ない。
破滅に向かってるのは間違いないけど、お金持ちの個人が多数参加すれば乱高下の契機となるでしょう。
2021.4/22(木) 約定ナシ
日経平均はプラス679円のリバウンド!
と言っても、ここは1円上がっただけ(25%アップで一応凄いけど)
4月6日に注文した【4円の買い】が、12稼働日経った今でも約定せず。
これだけ約定しにくいと、予定通りの仕込みが全て終わった後に大きく上がらなくて、最悪1→2円で逃げたい場合は売るに売れない状況になりそうです。
2021.4/30(金) 約定ナシ
今日は大きく動きました!
4⇔5でしばらく拮抗してたけど、終値は前日比2倍の8円です。
材料としては「ホームAV事業をシャープへ譲渡」ですが、ここまで来ると材料はあまり関係なく【誰かが仕掛けた】という様な雰囲気です。
このままずっと同じ株価ではないと思ってましたが、ようやくマネーゲームの始まりです。
GW明けの週は15円くらい行くかな??
最後の更新
2021.7/30(金) 最終売買日
マネーゲーム化の波は来ませんでした。
5月上旬頃のさざ波がMAXだった様です。
最後は壮絶で、1円でもほとんど売れない状態でした。(売り板も1円で、時間外のPTSは閉鎖)
2016年頃だったと思いますが、表参道ヒルズの地下にショップがあって持参したCDをコンポで試聴した時は、とても音質が良かったのを覚えています。
オンキヨーの製品自体は、とても素晴らしいと思います。
まあ再上場は難しいと思いますが、数年~数十年の時を経ていつかまたマーケットに返り咲く事を願っています。
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