2019年9月17日(火)追記
川崎重工記事投稿から1ヶ月ほど経ちました。
さて、株価やいかに!?
8月9日(金)に投稿した時の終値は【2093円】でした。
追記した9月17日(火)の終値は【2447円】です。
この期間の最安値は【1979円】です。
投稿日の終値から、350円(17%)ほどリバウンドしました!
私はとっくに利確したので、フルに値幅取れませんでした。。
がっつり値幅取れた方は、おめでとうございます!
2019年8月10日(土)深夜投稿
現在急角度で転げ落ちる様に暴落してる『7012 川崎重工』のチャートを見て、リバウンド狙いの逆張り買いを考えてみました。
今から新規で入れる方には美味しい相場なので、バーゲンセールで安くなった株を買うチャンスです。
川崎重工の暴落は、82億円の赤字決算発表から売られる
川崎重工の暴落は2019年7月30日(火)に発表した4~6月の連結決算が、82億円の巨額赤字になった事が大きな原因です。
前年同期は25億円の黒字だったとの事ですが、1年前とはえらい違いになりました。
尚、この期の決算で赤字になったのはリーマンショック以来、10年ぶりとの事です。
かなり衝撃的な落差に市場は大きく反応して、叩き売られました。
カワサキといえばバイクメーカーのイメージが先行しますが、航空機・船舶・新幹線・特急列車も作っててとんでもなく巨大なリスクを取ってるので、少し業績がブレただけで損益が億単位で変わってくるので、この決算の数字は致し方無い面もあります。
川崎重工の急落チャートで、RSIも底を這ってる
7012 川崎重工 日足チャート
82億の赤字決算発表から連日窓を開けて一直線に下落して、出来高も多くなり大量に処分されました。
黒い〇で囲ったRSIの部分を見ると、ペッタリと底辺に張り付いてます。
※「RSI」とは?
大まかに「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ」かをシンプルに判断するオシレーター系指標で、70%以上で買われ過ぎ・30%以下で売られ過ぎと判断します。
現在は比較的長い日数、赤い線が底を這ってるので、上昇に転じてもおかしくないです。
急落した事によって複雑な計算式のRSIが極端な形になった面もありますが、現在の株価が割安になってきたとは言えるでしょう。
オシレーター系指標はチャートの動きに基づいたアウトプットですから、信頼度はそれなりにあります。
私は普段、MACD(マックディー)を好んで見てます。
今の急落した株価を考えれば、どちらかと言えば上がる確率の方が高そうなので、少なくともここから空売りするのは危険だと思います。
2週間足らずで22%オフの暴落は、反発が見込める位置
川崎重工 直近の高値は決算発表当日の7月30日で、2685円です。
投稿日(8月10日深夜)現在の終値は2093円ですから、短期間で約22%も急落しました。
大型株ではかなりの下落幅です。
リバウンドらしい戻しがほとんど無い点を考えると、短期で20%超の下げですから一旦は買われる動きになる可能性が高いという風に私は考えます。
「短期で下げた」という点が重要で、同じ22%の下げ幅でも『2~3ヶ月掛かって下落した』のと『数日で22%も下げた』のでは、圧倒的に後者の方がリバウンドする確率が統計学的にも高いのです。
新規で入れる人はかなり有利な位置でエントリー出来ますから、打診的に買い始めても良い頃合いです。
ダウや為替の外部環境も影響してきますから最悪30%オフ程度を想定しながら、株数を戦略的に増やしていきましょう。
川崎重工の株価は節目の2000円が重要なポイント
短期間で大きく暴落した川崎重工ですが、歯止めが効かず更に暴落した場合でも、ほぼ確実に下げ止まる想定ゾーンはセオリーで考えて節目の2000円です。
こういうキリの良い数字は世界中のトレーダーが絶対意識するので、トレンドが反転しやすいゾーンであります。
・100円の小節 < 500円の中節
・500円の中節 < 1000円の大節
この様に大きい数字の方が節目として機能するので、2000円は間違いなく「何か」が起きる数字です。
というのは、2000円前後の数字に大量の指値注文が置いてあるからです。
もし現在株価2093円からのリバウンドが不発で2000円ゾーンまで下落した場合は、少し割り込んでたぶん1980円くらいが最安になるかなと個人的に推測します。
2000円丁度の株価は、板に通常の10倍くらいの注文が殺到するので中々割れませんが、割れて「少しだけ」掘って反転するパターンが多いです。
これは私の経験則ですが、ソニーでもトヨタでも大きい節目の数字の時は、その「ちょっと先」で反転する事がとても多いです。
どちらかと言えば2000円まで下がるのを待たずにリバウンドで買われるかと思います(この考えは少しハズれた)が、トレードでは最悪(この川崎重工の場合は2000円程度までの暴落。もしくはもっと)を常に考えて、資金配分をしていきましょう。
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