CVSで募集してた、埼玉の治験に参加。 退院後に、奇妙な集団生活をレビュー。

治験

「CVS」という治験募集サイトを利用した

埼玉県の病院で実施された、3泊4日を3回繰り返す治験が全て終わり、退院しました。

 

私が普段治験案件を探すのは、主に【V-NET】【ニューイング】【JCVN】の3サイトですが、この埼玉の案件を知ったのは【CVS】という治験募集サイトです。

 

本記事最後にCVS他のリンクを貼っておきました。

 

 

これまで「CVS(クリニカル・ボランティア・サポートの略)」は知らなかった治験サイトでしたが、行きたい案件が意外に多くて今後も要チェックなサイトです。

扱う案件は、埼玉県内(大宮・越谷・上尾のどれか)の治験がなぜか多いです。

 

 

私が実際に行ったのは、越谷の「愛和クリニック」でした。

一般診療もしてる病院で、離れ的な造りで治験病棟があります。

 

 

※過去記事に、愛和クリニックでの治験生活を詳細に書いた記事が8件ありますので、参加を検討してる方は是非ご覧になってください。

都内からの交通アクセスに始まり、事前健康診断の事や食事・風呂・治験生活の事などを実際の入院中に毎日リアルタイムで書きました。

 

CVSは、実際に応募しないと負担軽減費の金額が分からない様になってる事が難点ですが、報酬額の相場は他の治験募集サイトと大体同じなので、拘束日数で大まかに計算できるかと思います。

 

 



 

愛和クリニックは投薬日当日、風呂に入れない

私が参加したのは3泊4日の入院で、投薬日が3日目というスケジュールですが、投薬日は風呂に入れないとの事でした。

薬を飲んだ翌日が退院となり、風呂に入ってない身体で帰る事になるので、これにはけっこう困りました。

 

病室はエアコンが効いてて汗はかきませんが、風呂に入らないのはちょっと気持ち悪いです。

 

投薬日は、朝から腕に刺さりっぱなしだった留置針が18時にやっと外されます。

18時から消灯時間の22時半までは【採血2回】と【夕食】しか無いので入浴時間を充分確保できるのに、病院の方針で風呂に入れません。

 

もう1泊あれば風呂に入れたはずですが、愛和クリニックで3泊4日の案件には注意です。

4泊5日以上の案件なら、帰る日の前日にたぶん風呂に入れるはずです。

 

私はいつもボディソープを携帯してるので、洗面所(2Fと3Fに3基ずつ+トイレに2基、計8基設置)に足を突っ込んで洗いました。

 

 

シャンプーもしたかったけど洗面所の蛇口がとても短く、頭に水を流すのは難しいので断念しました。

手を洗うのさえ、洗いにくいタイプの蛇口です。

 

蛇口が短すぎ。 シャンプーするならホースが必要。

 

退院日は、朝10時までには病院を出れます。

たぶん臭くない(と思う)けど、初夏だったので退院日にどこかで遊んでいこうと思っても身体に汗のバリアが出来てるので、ベタベタ感がありました。

 

自宅に帰ってから、風呂で全部洗い流して気持ち良かったです。

 

 



 

負担軽減費は、退院時に現金で全額貰う

愛和クリニックでは荷物をまとめて最後に帰る時、負担軽減費を現金で貰えます。

 

各病院によって支払い方法はまちまちですが、銀行振り込みの場合だとけっこうな日数を待たされるので、現金で貰えるのは嬉しいです。

病院としても現金で手渡しした方が、振込手数料が掛からないメリットがあります。

 

封筒に入ったお札の向きは全部揃ってて、私も揃える派なので1枚1枚揃える手間が省けました。

 

無駄使いしないで、全額ATMに入金する予定です。

「お金が入ったから、○○買おう!」みたいな考えは全く無いです。

 

 



 

退院後は、街中で注射跡を何となく隠す

入院中は毎日採血があり注射でチクッと刺されますが、うまい人が注射するとほとんど痛くないです。

 

投薬日は朝から晩まで採血があります(ほとんどの回が留置針なので無痛)が、夜勤専門の看護師は注射がうまかったです。

 

痛くない注射でも、注射跡が残るのは避けられません。

ほぼ同じ場所の血管に刺すので、2度刺し・3度刺し状態になる事もあります。

 

両腕の注射跡は赤い斑点状になって何日も消えないので、見る人が見れば「アイツは変なクスリをやってる」と、変な目で見られる可能性が有ります。

 

ただの治験採血の跡ですが、電車の吊り革を掴む時は無意識に他の人に見られない腕のポジションにしたり、交番の前を通る時は職務質問されない様に歩いてます。

 

何もやましい事は無いけど職務質問された場合、一般に広く知られてない治験の事をいちいち説明するのが面倒だし、時間の無駄です。

 

退院の日に知人とカフェに行きましたが、変に思われたくないので注射跡が見られない方の手で、コーヒーを飲みました。

 

 



 

治験では最後の最後まで、誰とも喋らなかった

治験では基本的に誰も喋る事は無く、たぶんどこの治験でも同じだと思います。

 

隣のベッドの人と初めて顔を合わせた時ですら、会釈どころか目も合わせようとしてません。

これは我ながら、人間としてどうかと思ったりはします 笑

 

女性の治験(ごく稀に、女性の治験案件もある)なら病室の沈黙に耐えられず、たぶん誰かが口火を切って普通に会話すると思います。

 

でも我々男は沈黙に対して平気だし、むしろ静かで落ち着きます。

それでも今回参加した治験では、割と参加者同士で話してました。

 

私は結局誰とも一言も喋らないまま、退院日を迎えます。

病院を出て駅に向かう途中、見慣れた治験者と路上で会っても何もアクションは無いです。

 

たまたま同じ車両の電車に乗っても何も無いし、途中の駅で別れる時も一切コミュニケーションは有りませんでした。

 

これで数日間に及ぶ治験生活は完全に終了しました。

次の治験が楽しみです。

 

 

 

東京都と埼玉県の治験は全国の治験情報満載! 治験紹介【クリニカル・ボランティア・サポート】
略してCVS】は埼玉県の案件が多いです。

 

 

JCVN治験ボランティア
ニューイング

こちらの2大サイトは日本全国の治験案件をほとんど網羅してるので、無料会員登録しておくと良いでしょう。

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