2018年から政府の働き方改革により副業が解禁され、最近「副業」というワードをよく耳にする事が多くなってきました。
本業以外でも稼ぎたい人にとっては、嬉しい改革です。
昼の本業を終えてから夜バイトするのが手っ取り早いですが、それだと体力の消耗が激しいです。
身体の為に睡眠時間を優先して、自由時間が無くなってしまいます。
私は高校の頃ずっと夜バイトして遅くまで起きてたので、毎日5時間くらいしか寝てませんでした。
平日休みのバイトだったので、完全に丸1日休みという日は滅多に無かったです。
あの頃は若かったから平気だったけど、歳を取ってからだと中々キツいものがあります。
本業+労働による副業
この労働スタイルは大人には応えます。
しんどい労働ではなく、もっと楽に稼ぎたい人は「治験」に行きましょう。
快適な病室で毎日ぐーたら過ごせばお金になるので、自由に休みを取れる人なら行かなきゃ損です。
それでは、「副業」といっても労働らしからぬ「治験」の話をしたいと思います。
治験の申し込みは重複不可(必ずバレる) ベストな案件を選ぶ
治験に参加したい人はまず、大手のニューイングやJCVNに会員登録して(もちろん無料)自分が参加できる治験を探しましょう。
この2強サイトは超大手で、案件もいっぱいあるので登録必須です。
複数の治験サイトに登録しておけば、自分に合ったベストな案件を見つけられる確率が高くなります。
治験に参加するかどうかはともかく会員登録しておけば、気になる報酬額がいくらなのか見れる様になります。
(無料会員登録のリンクは、本記事最後に用意してあります!)
サイト内を検索して行ってみたいものが有れば、早目に申し込みましょう。
人気のある案件だと、すぐに埋まってしまいます。
申し込みは、電話でもネットでも構いません。
けっこう設問(病歴、たばこ、酒、生活習慣など)が多いですが、ちゃんと答えていきましょう。
電話だと通話時間が5分くらいになります。
色々見ると行きたい案件が何件か出てくるかも知れませんが、申し込みできるのは1件だけです。
同時進行で申し込めないので事前健康診断に落ちると、タイムロスが痛いです。
事前健康診断に行って不合格になった時、そこで初めて2件目にエントリーできます。
ちなみに治験業界のネットワークがあるので、違う病院の案件に申し込んでも必ずバレるので、一球入魂の案件を選びましょう。
事前健康診断の3日前からヘルシーな食事を摂り、運動はNG
入院するメンバーを選別(スクリーニング)する為、事前健康診断を実施します。
大体3~4日間に分けて開催されるので、スケジュールの合うどれか1日だけ行きます。
大勢来るので、入院できる本メンバーに選ばれる倍率は2~3倍くらいです。
都心から離れた場所だと不人気なので、もう少し受かりやすい倍率になります。
合格する為には、血液の状態を良くしておく必要があります。
血液を良くするには脂っこい食事を避けて、運動や体を使う仕事をしてはいけません。
運動してしまうとCKという項目の数値が上がってしまい、検査結果に悪影響を与えます。
重い物を持つ仕事や、歩き回る仕事、自転車に乗る事でも上がってしまいます。
私は事前健康診断の前日、買い物で街を歩き回り再検査になりました 笑
あと当日はカフェインの摂取がNGなので、緑茶やコーヒーは飲めません。
普段よく飲む人は合格する為に、念の為数日前から飲む量を抑えましょう。
事前健康診断に行けば、3~5千円の交通費が出ます。
一律で同じ額を貰えるので、病院の近所に住んでる人でも満額貰えます。
再検査でも交通費が貰えます。
私はそれを知らなかったので、再検査の日に「ラッキー♪」って感じでした。
事前健康診断当日は絶食状態で水しか飲めないので、帰りに美味しいモノを食べて帰りましょう。
治験入院 投薬日は採血回数多いけど、翌日からは暇
入院した日、または翌日に対象の薬を飲みます。
実施場所によっては3日目の所もあります。
ジェネリック薬(既に市販されてる薬の、別メーカーによるコピー品)なので特異体質でもない限り、副作用はまず出ません。
出たとしても一時的な腹痛や頭痛くらいです。
初めての治験で副作用を不安に思ってる人は多いと思いますが、全く心配無用です。
※注意点
グレープフルーツなどミカン系の物を食べると副作用が出易く(と言っても低確率)なるので、ミカン系は禁止です。
ミカン味のお菓子・ジュースや、ゆずポン酢もNGです。
対象の薬が「新薬」だったり海外の病院の治験ならさすがに怖いので、そこは慎重に参加を決めた方が良いと思います。
投薬日は30分or数時間おきに採血があるので、この日だけは採血回数が多いのは仕方ないです。
その都度注射針を刺すのは大変なので、留置針(下の写真参照)という、針が刺さりっぱなしの器具を使います。
刺さりっぱなしと表現すると痛そうですが、全く無痛です。
1日刺したままでも、大丈夫です。
少し異物感がある程度です。
針先の緑の器具をパカッと開けて、血を少量採る。
治験全日程の総採血量を合わせても一般的な献血1回分程度なので、身体への負担はほぼ無いです。
薬を飲んだ翌日から退院までは、とても暇になります。
朝の血圧・採血・診断以外は全て自由時間なので、パソコンで仕事したり漫画やYOUTUBEでもOKです。
パソコンを持ってるなら、必ず持っていきましょう。
部屋では誰も喋らないです。
静か過ぎて、異様な雰囲気です。
食事も一切無言で食べます。 テレビの音と咀嚼音しかしません。
治験生活の食事・飲み物・風呂
食事
カロリー計算されたメニューです。
肉料理など出ますが、おかず・ごはん共に量が少ないです。
味は普通に美味しいですが、成人男子なら物足りない量だと思います。
私はお腹が鳴りっぱなしでした 笑
場所によっては仕出し弁当です。
飲み物
基本的に水しか飲めません。
カフェインが困るらしいので、病院によってはノンカフェインの麦茶が飲めます。
食事の時にフルーツジュースが出る場合があります。
私はリンゴジュースを飲みました。
治験期間中は一時退院しても、副作用防止の為オレンジジュースは避けましょう。
風呂
浴槽は無く、簡易シャワー室で洗う感じです。
リンスインシャンプー、ボディソープは置いてあります。
ドライヤーもあります。
シャンプーが髪質に合うかどうか気になる人は、どの銘柄なのか事前健康診断の日に確認しておきましょう。
私はリンスインシャンプーだけでは髪がキシキシすると思ったので、トリートメントだけ持っていきました。
あと、洗顔フォームと体を洗うタオルが無いので忘れずに。
治験で必要な持ち物
・パソコン(できればカチカチ音がしない静音マウスも)
・ヘッドホン
・スマホ充電器
・勉強する人は教材一式
・タオル(1枚でOK)と、風呂で使う身体を洗うタオル
・ヒゲ剃り
・耳栓(イヤーマフもあれば、耳栓とダブルで遮音)
・時計(寝る時スマホを没収されるので必要。ベッドの位置によっては部屋の時計が見づらい)
・折りたたみ傘(帰りの日に備えて)
以上、治験の体験談でした。
こちらの2大サイトは日本全国の治験案件をほとんど網羅してるので、無料会員登録しておくと良いでしょう。
東京都と埼玉県の治験は全国の治験情報満載! 治験紹介【クリニカル・ボランティア・サポート】
略して【CVS】は良い案件が多いです。
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