普段ネットで知りたい事を調べる為に検索結果の各ページを見ますが、どうでも良い事がだらだら書いてあるウェブページが腐る程あります。
いくら画面を下へ下へスクロールさせても、知りたい情報へ辿り着けない事が多々あります。
今回はそんな「文字数稼ぎのブログ記事」を、世直しとして叩いて行こうかと思います。
検索結果に出たウェブページのタイトル&説明文には情報が書いてある。 が・・・
検索したいキーワードを入力して検索結果がパっと出て来て、その中から知りたい事が詳しく書いてありそうなウェブページをクリックして、人は記事を読みます。
その時にどのウェブページを選ぶか判断材料になるのは、タイトルと3行の説明文(ディスクリプション)です。
※例として「ファーストリテイリング 空売り」で検索した場合。
赤と黄色で囲ってあるのは、私が過去に書いた記事です。
人は【記事タイトル】と【3行の説明文】で、クリックするかしないかを瞬時に判断します。
この時に知りたい事が詳しく載ってそうならウェブページを見ますが、中を開けてみると「知りたい事は、どこに載ってるんだ?」という記事がけっこう多いです。
多くの人が、こういう経験をした事あると思いますが、この手のダメ記事は文字数稼ぎをしてる可能性が高いです。
文字数稼ぎのダメ記事は前置きが長い
ウェブページの記事を作ってるブロガーなどは何の為に文字数稼ぎをするかと言うと、検索順位を上げたいが為に、不自然なくらいの文章量を盛り込んできます。
これは、SEO効果を高めたいからです。
Googleの検索順位を決める要素の一つに、コンテンツの情報量という項目があり、(200項目以上あるアルゴリズムの一つ)文字数が多い方がGoogleに高評価されやすい傾向があります。
簡潔に分かりやすく書けば2000字未満で書けるのに、どうでも良い事をダラダラ書き連ねて3000~4000字以上に水増しする狙いが有るのです。
まるで400字の原稿用紙2枚書かなきゃいけなくて、不必要な事を書いたりしてる小学生の作文みたいですね 笑
例えば、新宿の美味しいラーメン屋のランキングを知りたくて「新宿 ラーメン ランキング」で検索して、ランキングが載ってそうな記事にアクセスしたとします。
検索してる人はランキングを知りたいのに、ダメ記事の場合は前置きが長く
「新宿のラーメン屋が何軒あるか知ってますか? 新宿のラーメン屋は激戦区で云々・・・」
みたいな要らない情報が長々と書いてある事があります。
これ以外でも新宿のラーメン屋に関するどうでも良い情報が続きで書かれて、肝心のランキングに辿り着くまでにイライラしてきます。
そしてそういう記事は、外人の顔とかちょっとカッコいい写真をよく使ってます。
こんなのがよく上位表示されるなーと思いますが、しょうもない文字数稼ぎでもSEO効果が有るという事です。
やっと探し出した情報は、大して役に立たない情報
文字数稼ぎのブログは、情報発信としてのベクトルがブレてます。
書いてる本人も文字数を伸ばそうと必死ですから、話が枝分かれに次ぐ枝分かれで「そもそも、何について書いてるんだっけ?」という状態かも知れません。
「役立つ情報をウェブページ上に残そう」と言うより「何でもいいから5000字書こう」というスタンスでブログを書いてたら、記事としての質が低くなります。
自分のオリジナルな知識ならともかく、ネットでかき集めた情報の集合体だったら情報としての価値が低いです。
先程の新宿のラーメン屋ランキングに例えると、やっとランキング情報が出てきたと思ったら申し訳程度に解説がチョロっとしか書いて無く、しかも新宿では超定番のラーメン屋を羅列しただけの「知っとるわ!」的な記事では意味がありません。
文字数稼ぎより、簡潔に分かり易くするのが本来の目的
SEO対策で文字数を稼ぎたい気持ちはよく分かりますが、私は邪道だと思います。
やはりユーザーが知りたがってるであろう事を、簡単・簡潔に情報発信するのがブログ本来の役割だと思ってます。
文字数稼ぎで上位表示された記事はアクセスが集まりますが、ユーザーの満足度は低いのですぐにページから離れてしまいます。
私は文字数稼ぎサイトに行ってしまったら、秒で即脱出します。
これだとサイト滞在時間が短いので、記事としての評価は低くなってしまいます。
文字数稼ぎで人工的に上位表示されるより、時間が掛かっても品質が高い記事を書いて、ユーザーとGoogleから高い評価を得た方が良いと思います。
私自身は、今後も文字数稼ぎの記事は書かないです。
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