7203トヨタ空売りでっせ 売買代金上位銘柄特有の規則的チャートを攻略

 

2019年9月13日(金)

 

13日(金)日経平均終値 21988円 +228円

 

2019年の9月相場は、日経平均・NYダウ共に大きく上げてます。

本記事でこれからお話しする【7203 トヨタ自動車】も、日経平均と連動した動きで株価が上がってます。

 

日本の個人投資家は逆張り派が多く、逆張りでトヨタの空売りを考えても良いくらいの高値圏になってきました。

逆張りは含み損覚悟の手法になりますが、高いから売る」というシンプルな手法です。

 

買ってから梯子を外される可能性がある順張りより、こちらの方が恐怖感は薄いと感じます。

 

 



 

トヨタは売買代金上位銘柄の常連で、出来高が多い

トヨタは自動車メーカーとして国内シェア1位で、株価の時価総額もダントツ1位です。

 

時価総額ランキング

1位 トヨタ 約24兆円

2位 NTT 約10兆円

3位 ソフトバンクグループ 約10兆円

 

2位以下をダブルスコアで大きく引き離し、トヨタが威風堂々の1位です!

4位~100位も日本を代表するガリバー企業ですが、トヨタはダントツで時価総額が高いのです。

 

私は15時のトレード終了後に必ず『売買代金上位ランキング』を100位まで確認しますが、毎日見てれば資金の集まる銘柄を感じ取る事ができ、見慣れない銘柄がランクインしたらすぐ異変に気付けます。

 

いつも1位は大体ファーストリテイリングか任天堂ですが、トヨタは5位くらいです。

ほぼ毎日5位くらいにランクインしますから、毎日の出来高は安定して多いです。

 

【出来高が多い=参加人口が多い】という図式が成り立ちますから、チャートは一定の方向性を持った動きになり、株価がとんでもなく暴走するという事になりにくいので、割と安心して株を持ち越せます。

 

 



 

トヨタの株価は、日足チャートが規則的な動き

トヨタの日足チャートは、けっこう規則的に動きます。

 

巨額の資金が集まる銘柄なので誰かが大きな資金で株価を動かそうとしても、その資金は大量の売買代金の前に埋もれてしまいます。

1億2億ではトヨタのチャートを意図的な方向に動かす事は出来ないので、大勢の総意を平均化した様な値動きになります。

 

 

上の写真はトヨタの日足チャートで、2018年11月~2019年9月のものです。

年に数回大きく上げたり下げたりしてますが、基本的にはレンジ相場で落ち着いた動きです。

 

パソコンでこの記事を見てる方は、トヨタのチャートをマウスでなぞってみてください

上げ下げ上げ下げ上げ下げ~~で動いてるチャートを大まかになぞると、一定の間隔で上下運動を繰り返してる事に気付くと思います。

 

そして現在の位置まで来たら、今度は落ちる周期だという事が何となくお分かり頂けるかと思います。

 

ランダムな動きをする小型株と違って、トヨタなどの大型株は一定の規則性を持った動きになりやすいと言えます。

 

 



 

日経平均9日続伸(投稿日現在)と、節目の2万2千円で過熱感

トヨタは日経平均に連動しやすい銘柄なので、地合い環境にも注意が必要です。

投稿日時点で、日経平均は9日続伸してます。

 

9日続伸した期間で、日経平均は1400円近く上昇しました。

 

日経平均 日足チャート6ヵ月分

 

直近の値動きは、急角度で大きく上げてます。

好調な米国株に引っ張られてる部分もありますが、それ以上に日経平均の強さを感じるチャートに見えます。

 

このチャート上での最終日の高値は22019円でした。

高値は22000円を超えましたが大きな節目の価格帯として意識され、上値抵抗線となります。

 

この日は午前と午後に22000円にタッチする場面が有りましたが、いずれもピタリと22000で上昇が止まりました。

 

日経平均1000円毎の節目は、あらゆるトレーダーに意識されてる数字である事が、如実に表れてます。

 

日経平均9日続伸+節目の22000タッチで、相場は一時的な過熱気味になってる雰囲気を感じます。

 

そして奇しくも祝日で、東京市場は週明け月曜日は休場です。

連休に入る前はイケイケドンドンで株価爆上げでしたが、週が変わり投資マインドが一旦リセットされるタイミングでもあります。

 

 



 

逆張りでの空売りは持久戦だけど最後は勝てる

私はいつも逆張りですが、精神的にラクなトレード手法だと思います。

 

基本的に「暴落したものを拾って買う」or「暴騰したものを売る」のですから、もし読み違えても損失が大きく膨れ上がる事は少ないです。

 

今回は空売りで入りますからトヨタの株価が上がるのを待って、上がって上がって上がり切った天井を取る事が出来れば爆益になります。

 

けっこう引き付けて空売りしても多少は買いエネルギーに焼かれるのが普通ですが、含み損に凹まず少しずつ売建を増やしましょう。

 

空売りなら信用取引金利が安いので(売建の金利は、買建の半額以下)いくらでも待てます。

私が使ってるSBI証券では空売りの金利は年利1.15%なので、売りポジを抱えて日数が経ってもあまり気にならない金利の低さです。

 

1千万円分の売りポジを持ってたとしても金利は1日315円ほどで、仮に1ヶ月間ホールドしても金利は1万円しません。

 

上がった株価はいつか落ちてきますから、売りポジをもったまま虎視眈々とその時を待ちましょう。

私は、上がった株価を空売りするのがけっこう好きな手法なので、あまりストレスなく利益になるまで待ってられます。

 

 

日経平均構成率10%超えの巨人銘柄、ファーストリテイリングの空売りで、含み損に耐えに耐え勝つ事が出来た経験があります。

2019年初夏、日銀が意地でも相場を買い支える環境下の中でファストリ株を空売りするので壮絶なトレードでしたが、これに打ち勝った経験で、少々の含み損では動じない強靭なメンタルを得る事が出来ました。

 

上がった株価を空売りする手法は経験上、負けにくいのでお勧めです。

 

 



 

おまけ編 【トヨタ セルシオ】はもう一度乗りたいクルマ
私は数年前までシリーズ3代目のセルシオに乗ってました。
燃費が悪い(しかもハイオク)・自動車税が高い・車検が高い・車幅がデカく、細い道路に弱いなどデメリットもありましたが、それを跳ね返すほどの乗り心地の良さがありました。
静粛性をウリにしたクルマでしたが本当に静かで、エンジンが掛かってないのかと感じるほどエンジン音が静かでした。
アクセルをふかした時の加速感がスポーツカー並みで、初めて乗った時はビビったものです。
オーディオは『マークレビンソン』という超高級オーディオを搭載してたので、メチャクチャ音が良かったです。
特に重低音が際立ってました。
センチュリーを別格とすれば、国内最高峰のクルマです。
セルシオは生産中止になりましたが、レクサスLSが実質セルシオの後継車です。
初代セルシオと現代のレクサスLS600を比べると、車体価格に数倍の開きが出てしまいハイパーインフレが起きてます。
中古車屋でたまに見かける最終型のセルシオは手ごろな値段なので、いつか買いたいな~とは思っているものの、維持費が高額なのでたぶん買わないだろうなーと思ってます。
以上、最終項は株と関係ありませんでしたね。
それでは。

 



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