嫌いな【言葉・口癖・喋り方】ワースト10をランキングしました。
個人的な選別です。
昔は誰がどんな喋り方をしても何とも思わなかったけど、今では嫌いな喋り方の人がテレビやYouTubeに出てたら即消すくらい、気になる様になってきています。
方言等の観点ではなく、一般的な全国共通語の中から選別しました。
1位 語尾が1オクターブ上がる 2位 ○○くって
1位 語尾が1オクターブ上がる
これは毎語尾が高くなる喋り方です。
例文1「コロナの影響で旅行に行けないので、その分のお金を貯金して、投資に回しています」
例文2「電話は苦手なので、相手と連絡取る時は、ほとんどLINEで済ましています」
例文の赤い部分が1オクターブ上がる喋り方は、とても耳障りに感じます。
そして「で~」「は~」など、語尾をちょっと伸ばし気味に喋る方が多い印象です。
なお、例文の内容は適当に考えた物です。
よく一般人への街角インタビューでこういった喋り方を耳にする場面がありますが、この喋り方は女性に多い傾向があるのかなと思います。
思い当たる原因としては、女性タレントやアイドルでこの喋り方をする人が多く、彼女たちの喋り方を真似する一般人女性が多いのかな?と考えています。
2位 ○○くって
これも女性に多い喋り方です。
「出来なくて」→「出来なくって」
「暑くて」→「暑くって」
「そうじゃなくて」→「そうじゃなくって」
本来「くて」だけで成り立つ接続助詞です。
小さい「っ」は要らないし、メールやLINEで文字を入力する時、わざわざ小さい「っ」を入力するの?って思ってます。
「っ」が1個入るだけで、途端にうざい日本語に変わります。
タレントの指原莉乃さんは以前ずっとこの喋り方でした。
指原さんが話す場面で字幕テロップが「美味しくて」と正常な日本語になっていても、どうせ「美味しくって」と発音するんだろうなと思っていたら、案の定「美味しくって」と発音してました。
毎回うざいなと思いながらも番組を見てましたが(全くもってファンではないけど、多くの番組に出るので目にする場面が多い)、指原さんは2020年頃から「っ」の癖を矯正された様です。
3位 〇〇じゃないけど 4位 〇〇かもです
3位 〇〇じゃないけど
本来「じゃないけど」は、否定の意がある言葉のはずです。
しかし独特な言い回しで、肯定する意味で使われています。
「旅行じゃないけど、箱根の旅館で1泊してきます」
↑
それって旅行以外の何物でもないよね?
この違和感が気持ち悪くて、私は絶対使わない日本語です。
誰かに紹介する際、彼女の前で「彼女じゃないけど、いつもデートしてるよ」って言ったら、彼女は「えっ! 私は彼女じゃないの?」という勘違いを引き起こす可能性があります。
そして日本語を勉強途中の外国人が、この独特な言い回しを聞いたら「Why??」となってしまいます。
4位 〇〇かもです
とても薄っぺらい印象の「〇〇かもです」は、2015年頃から世の中に蔓延してきた様な記憶があります。
常にスマホをいじってる塩顔の若者が「〇〇かもです」をよく使うイメージです。
会話の中で「そうかもです」という返事をされたら、「よろしかったでしょうか」を聞いた時と同じ様な苛立ちを覚えます。
そして「〇〇かもです」を常用する人は、1位・2位で挙げた「語尾が1オクターブ上がる」と「〇〇くって」も併用しそうなイメージがあります。
偏見かもしれませんが、実際に併用する方は多いです。
通常の「○○かもしれません」みたいな「かも」の使い方なら問題無いですが、「○○かもです」という表現は、日本語として不適切だと感じます。
5位 〇〇しか勝たん 6位 逆に言えば
5位 〇〇しか勝たん
2020年頃からSNS上に出てきた「○○しか勝たん」は、何それ?って感じでした。
これはもう嫌いというか気持ち悪いです。
「ぴえん」の方が、まだマシです。
意味としては「最高、無双、この上ない」という事なんでしょうけど。
「肉しか勝たん」という様な使い方ですが、それなりのインフルエンサーが使うならともかく、一般人がイキって使うもんではないなと思います。
Twitterでこのワードをミュートにしてるから、私がTwitter上で「○○しか勝たん」の文字列を見る事は無くなりましたが、2023年現在でもまだ使われているのでしょうか?
こういうのは、いつも誰が考えるのか謎です。
6位 逆に言えば
これを嫌う人は多いはずです。
そして、使う人も多いです。
私の昔の上司は「逆に言えば」が口癖で、毎日の朝礼でこれを聞かなかった日は無いです。
今でもこの言葉を聞くと、当時の上司を真っ先に思い出します。
その元上司は出勤から退勤までに、最低30回は「逆に言えば」を使ってました。
「逆に言えば」は2000年代に入ってから、よく使われる様になった記憶があります。
言葉単体で見ればそこまで変な言葉ではないので嫌悪感はありませんが、同じ言葉をしつこく聞くと嫌いになるものです。
「要するに」もけっこう嫌われがちですが、「使い過ぎがうざい」パターンだと思います。
7位 あー、えー 8位 ほっこり
7位 あー、えー
何の事?って感じですが、言葉と言葉の間を繋ぐ際の「あー、えー(母音)」です。
年配の方に多いイメージですが、国会議員や小池都知事が特によく使います。
長い質疑応答やスピーチの際にこれを使う人は、この「あー、えー」でワンクッション置いて、次に何を言うか考えているのかなって思います。
例文「このコロナ禍で、えー、経済活動をコロナ前に戻すには、あー、早急なワクチン接種を、おー、全国民に、いー、呼びかけたいと思っています。」
いちいち文節毎に余計な「あー、えー」は、ノイズでしかないです。
8位 ほっこり
【嫌いな言葉】と検索窓に打ち込むと、第二検索ワードに「ほっこり」が出ます。
それくらい「ほっこり」を嫌ってる人が多い証です。
言葉の意味は「和む、癒される」辺りのニュアンスで、動物などのかわいい動画を見て「ほっこり」という使い方がされます。
使う場面としては、良い雰囲気の中で使われる言葉ですが、この言葉に群がる層を冷めた目で見ています。
「ほっこりしましたぁ~♡」みたいなSNS投稿は、極力見ない様にしています。
「わかりみ」なんかもそうですが、その時々でトレンドになってるワードは基本的に使いません。
9位 控え目に言って 10位 グッドボタンとチャンネル登録をお願いします
9位 控え目に言って
正式に存在する日本語ですが、2019年頃からSNS用途として普及してきた感があります。
最初は何とも思わなかったけど、そこら中のツイートで「控え目に言って」「控え目に言って」が連発しだして、うざくなってきました。
「控え目に言って最高」とかいう使い方には、嫌悪感しかありません。
SNS上で派生したワードは数年単位のサイクルで入れ替わるので、「控え目に言って」はいつか使われなくなりますが、それに代わる新たなSNS語が数年後の私をイライラさせてくれると思います。
10位 グッドボタンとチャンネル登録をお願いします
このフレーズはYouTube限定ですが、多くの人がこれを聞かない日は無いでしょう。
したり顔でこれを言いそうなタイミングに差し掛かったら10秒スキップで絶対飛ばしますが、スマホのダブルタップが上手くいかず「この動画を見て良かったと思ったら、グッドボタンとチャンネル登録をお願いします」を丸々聞くはめになった時はイライラします。
「この動画を見て参考になったと思ったら、高評価ボタンとチャンネル登録をお願いします」
「この動画を見て良かったと思ったら、いいねボタンとチャンネル登録をお願いします」
毎回これらを聞くのは、キツいです。
あとユーチューバーによっては、動画毎に自己紹介とチャンネル紹介を必ずしますが、あれもスキップの対象になります。
ほんの数秒の事でもストレスを減らす為、スキップは必須です。
興味のあるチャンネルは言われなくてもチャンネル登録しますし、グッドボタンも同様です。
収益を増やす為に必死なのは分かるけど、むしろ逆効果なんじゃないかと素人目には見えます。
ついでに「イェーイ」「オッス」「パララパッパパー」「和太鼓」などの効果音が入りまくった動画も、秒で消します。
あとYouTubeでは、「ゆっくり解説系」の合成した声のナレーションも大嫌いです。
この音声読み上げ系がおすすめ動画に出てきたら、チャンネルもろともブロックします。
内容的には良くても、どうしてもこの気持ち悪い音声が受け付けません。
ゆっくり解説系は例外なく「チャンネルをおすすめに表示しない」で消してるので、GoogleのAIはこれを嫌ってる事を察知して、おすすめに表示しないで頂きたいものです。
以上、嫌いな【言葉】【口癖】【喋り方】10選でした。
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