令和の日経平均、一度も上がらず(5稼働日経過時点)
令和の日経平均が、ちょっと深刻な事態になってきてます。
一度もプラスにならずに5日連続マイナス中で、平成最後の終値から数えてー1067.45円の下落です。
米中25%関税だの北朝鮮ミサイルだの外部環境が良くないにしろ、パーフェクトで下げるのはけっこう珍しい事です。
1日平均下落額はー213.49円です。
普段200円下がった日は「今日はけっこう下がったな~」って感じがしますが、その下落が5回も繰り返されるわけですから、なかなかの暴落ぶりです。
しかも今夜(本記事投稿2019.5/13深夜時点)のNYダウがー617ドルも下げてますから、明日の日経平均がマキゾエを喰らわないなんて事は無いでしょう。
NYがー300ドルくらいの下げでも日本株はその下げをモノともせず上がる事が多々ありますが、-617ドルなら翌日は全面安になりそうです。
トランプ大統領がツイッターで連投してますが、株も為替も荒れますね。
今日はいつもより、ツイートの頻度が高いです。
日経平均 個人的短期トレンド予想
日経平均・NYダウ共に今までが高かっただけに暴落が目立つ様になってきました。
特にダウは中々落ちず、異常なしぶとさでした。
何度か下げが連発する時があって「いよいよ暴落か!?」って場面が何回かありましたが、ことごとくゾンビの様に復活してきました。
NYダウ 日足 (平均足チャート)
今のトレンドは完全に下方向に変わりましたね。
平均足の色を見ると、これまでの上昇途中で下げに転じそうになった時でも、結局は足の色が上昇の赤になりました。
しかし5月からの平均足は明らかに下落の青い足が続き、この先もしばらく続きそうです。
今のダウは2万5325ドルほどですが、ぱっと見で2万4000ドル辺りまで調整する様に見えます。
それまでに、今年まだ来てない1000ドル級のナイアガラが来そうな気がします。
当然日経も否応なく連動してしまうので、令和で上がらない日数の記録を更新する事になりそうです。
もう一つ大事な要素で「日経平均寄与度の構成率」というモノがあります。
意味としては、構成率のパーセンテージが高い銘柄ほど日経平均指数に与える影響が大きくなる。という感じです。
上位3社は
・ファーストリテイリング 11.16%
・ソフトバンクグループ 5.49%
・ファナック 3.30%
ファストリだけ別格で、ここの値動きが日経平均を大まかに左右します。
時価総額1位のトヨタは構成率が意外と低く、1.13%です。
ソニーやヤフーなんかも全然低いです。
この上位3社だけで構成率約2割を占めるので、ここが崩れると日経平均に色濃く影響します。
ソフトバンクとファナックは既に下落してますが、真打ちのファストリは上場来高値を更新して今日やっと下げ始めました。
4月からかなりのハイペースで上げて来たので、おそらく後を追う様にファストリも暴落すると思います。
ファストリが暴落すれば日経平均が下がり、その他大勢の銘柄も巻き込まれる事になるのではないかと考えてます!
世界同時株安による乱高下は、ポジション少な目
充分世界同時株安のレベルの下げですが、市場の混乱を避けるためかメディアで「世界同時株安」というワードをまだ聞きません。
この「世界同時株安」というワードはリーマンショック級の暴落をイメージします。
こういった時は、決まって異常な値動きになるものです。
ボラが高いので参加しないのは勿体ないですが、いつも買う(売る)量の3分の1くらいでチマチマやるのが良さそうな気がします。
いつもと同じ量の売買では資金管理面で危険だし、困る方に動いてしまった時は大きなストレスになります。
たまにはノーポジでゆっくり高見の見物をしてみてはいかがですか。
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