銀地金の投資 シルバーのインゴットは長期保有で3倍を目指せる貴金属

投資

金・銀・銅の価格を比較

投資用として金・プラチナより遥かにマイナーな銀地金ですが、超高額な金・プラチナと比べて大きなリスクを背負わずに投資できます。

妙味のある貴金属ですので、御一読ください。

 

 

 

オリンピックの金・銀・銅メダルの順番が、グラム当たりの価格順なのは何となく想像が付きますが、正確な単価を以下に書きますと・・

 

1位 金 1g 約5000円(過去30年 836~5000円で推移)

 

2位 銀 1g 約60円(過去30年 14円~280円で推移)

 

3位 銅 1g 約0.7円(過去30年 0.25~0.75円で推移)

 

金は別格で高いのは、採掘量が極端に少なく、希少性が価値を押し上げてます。

 

ちなみにオリンピックの金メダルは、純銀に金メッキを施したものです。

純金のメダルを全競技で与えたら、運営に支障をきたすほどになってしまいます。

 

 

銀は高くもなく安くもなく、妥当な価格ではないでしょうか。

あらゆる産業で使える汎用性があり、かなり実用的な金属です。

アクセサリーとしても、広く使われています。

 

ヨーロッパでは、純銀製の食器や燭台を使うのがステータスとされてます。

昔「ああ無情」のミリエル司教が、贅沢品として使ってたのをよく覚えてます。

 

銀は全金属の中で熱伝導が最も良いので、純銀のスプーンを使えば新幹線のカッチカチのアイスでも指の熱が瞬時に伝わり、スルッとスプーンを刺せます。

 

 

「銅は価値のある金属だと思ってたけど、こんな安かったの??」って感じがします。

金属としての性能は金&銀に匹敵しますが、とても安いので金銀の代用品として広く使われてます。

ちなみに10円玉の主成分は銅で出来ています。

 

 



 

銀地金チャートの歴史

過去40年余りの銀価格チャートです。

 

1980年頃ドカンと急騰してるのは、ハント兄弟という米国の石油王が銀を大量に買い占めた事によって、価格が跳ね上がりました。(その後の暴落で破産しましたが・・)

このジェットコースターみたいなチャートは、現代でいえば仮想通貨に似てますね。

 

その後20年ほど鍋底の様なチャートで底練りしながら2006年頃から再び活発に動いてきて、直近高値は2012年に約100円を付けてます。

 

現在は60円程に調整されてますが、低迷期の鍋底チャートを経てから上に行きたがってる様にも見えます。

長期なら現在の60円から280円はムリにしても、3倍くらいなら普通に有り得ると思います。

 

 



 

銀地金(インゴット)に投資するには

取扱い会社が少ないですが、銀は安いので投資しやすいメリットがあります。

 

貴金属業界大手の【田中貴金属】は30kgしか扱いが有りません。

30kgの重い塊を買うのは、現実的ではないです。

丁度いいサイズの500gか1kgを扱ってないので、ここはパスです。

 

 

【石福金属興業】は様々な重量の銀地金を扱ってるので、こちらで買うのが良いです。

下記はバーチャージ料金の一覧です。

 

・300g バーチャージ 3240円

・500g バーチャージ 4320円

・1kg バーチャージ 8640円

・10kg バーチャージ 2万1600円

・30kg 無料 となってます。

※バーチャージとはインゴット(延べ板)に加工する手数料です。

 

銀1g60円でバーチャージ込みだと

 

・300g 2万1240円

 

・500g 3万4320円

 

・1kg 6万8640円

 

・10kg 62万1600円

 

・30kg 180万円  です。

 

わずか数万円でインゴットが買えるのは、かなりお手軽です。

金を1kg買えば500万もしますから、銀を1kg買っても7万円しないのは割安感があります。

 

30kgはバーチャージが無料とはいえ、重過ぎて買いにくい量です。。

 

 



 

銀は大昔、金より価値が高かった

今の価格差では考えられませんが、平安時代まで遡ると・・

金貨5枚=銀貨1枚だったので、銀は金の5倍も価値があったんです。

 

古代エジプトでも、金より銀の方が価値が高いとされてた説があります。

金に銀をメッキ加工するという、現代とは真逆の装飾品が実在してた様です。

 

現在は1g60円と非常に安く、わずか数万円でインゴットを買って長期放置していれば化ける可能性がけっこうあります。

 

数年前までは投資用貴金属ではプラチナが最も高く、1g 7千円以上してました。

現在は4000円ほどに下落してます。

 

この様に貴金属は長期的に見れば、価値が数倍の範囲で変動します。

銀は元が安いだけに、伸びしろがとても有ります。

 

 

私は泡銭が出来たら、1kgの銀地金を買おうかと思ってます。

 

数万円で買えるインゴットを長期で寝かせれば、将来開花するかもしれません。

 

 

 



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